教師!修業中!

小学校教員として働いて、日々思うことや実践を綴っていきます。

宿題への個別評定


教師の毎日の仕事に、「宿題チェック」があります。


これが、毎日大変!という先生もいますし、これで保護者から指摘を受けた!という先生もいます。

教師の日々の仕事の〇〇パーセントの割合を占めます。(人によって大きく違います。)


私は、毎日必ず子ども宿題を見ます。

子どもたちに任せません。


しかし、宿題チェックにあまり時間はかけられません。

(決して手を抜いているのではありません。宿題チェックに時間をかけすぎると授業の準備や子どもへの指導の時間が削られるからです。)


漢字のチェックも一文字一文字見られません。

間違えを見つけたら直すくらいになります。


その時のチェックで有効なのが、A,B,Cといった個別評定です。

丁寧に書けていたらA、もうすこしならBなど一人一人付けます。


この評価もおかげで、先生毎日宿題をしっかり見てるから真剣に取り組もうという意識を持たせられます。

子どもたちも、先生からの評価を楽しみにします。


ちょっとした宿題チェックの工夫です。

百人一首大会

今日は、土曜授業でした。

本来なら休みですが、本年度から勤務する自治体では土曜授業が始まりました。


子どもたちも勉強に対する熱が高くないことが予想されます。笑

お正月明けということも兼ねて、今日の3時間目に、百人一首大会を行いました。


ここ数年、クラスでは毎年百人一首に取り組んでいます。

行なっている百人一首は、「五色百人一首」です。

http://www.tiotoss.jp/products/detail.php?product_id=5


五色百人一首は百人一首を20枚ずつ5色に色分けした教材です。

このため一試合、約3分間で決着がつきます。

子ども達は五色百人一首に熱中し、

楽しみながら百人一首を覚えることができます。

教師が開発した、教育用かるたです。


また試合を繰り返すうちにルールが身につきます。

だから自然とクラスがまとまります。


五色百人一首を行うクラスは男女みんなが仲良しです。

どの子も自信を持って学校生活を送るようになります。

(ホームページより)


一年を通して、朝学習や授業が早く終わったときに行なっています。


今日の大会は1学期に続いて2回目でしたが、くじで決めた対戦相手と楽しむかつ、勝負に燃えていました。

予選リーグの後、決勝トーナメントを行いましたが、決勝戦に進むほど、試合をしている机に試合が終わった子が群がっていました。

大盛況の大会となりました。

優勝者は、おとなし目の女子でスポットライトが当たったのもよかったです。


ここ数年、保護者の中にも百人一首をする先生というのが、定着してきたようで、担任が決まると今年もするのですか?今年もしてくださいと言われることが増えてきました。

自分のカラーにもなっているようです。


3学期の残りと来年度も引き続きやっていこうと思います!!

教師の注意

毎年何かと話題になる成人式です。

次のニュースから自分の指導を考えました。


新成人に「態度なってない」 式辞で市長声荒らげ 兵庫・明石

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170109-00000010-kobenext-l28


教室に置き換えてみると、こういうことはよくあるのではないでしょうか?


教師から注意されて驚いてしまう子ども。

教師からの注意で不満を持つ子ども。


子どもに対して注意、叱る、怒ることはときに必要、不可欠なことです。

しかし、そこに子どもの納得感も同時にあることが重要です。

この納得感がなければ指導の効果が薄くなり、子どもの不満はたまっていきます。


教室でも例えば授業中注意するときでは、まず、授業中静かにして授業を受けなければいけないというルールの徹底。

うるさい子どもがいたら、まずは静かにしようねとういう軽い注意。

次に、もう一度注意されたら厳しく言いますよという警告。

そして、厳しい注意、、、。


という流れであろうと思います。


いきなりの激しい注意では、子どもにとってよくありません。

以上、ニュース記事から考えたことです。