集団演技(組体操)の指導
勤務している自治体では、今年から組体操のピラミッド、タワーが禁止で、組体操という呼称も使ってはいけません。(このことは、全国的な流れでもあります。組体操は、学習指導要領に記載されておらず、いざ事故が起きたときに、賠償の責任がぐっと増していくことが大きな要因です。)
運動会で今年の高学年は、ピラミッドやタワーをせず、一人技、二人技に加え、ウエーブ、そして、日体大で有名な集団行動をしていきます。
昨日は、5年生だけで、体育館で一人技と二人技の練習を行いました。
初めに、集団演技の注意を話しました。
一つ目は、集団演技は我が小学校で高学年が伝統的に行なっており、感動を与えてきたものであること。集団演技は、運動会の花形
一つであること。
そのために、一つ一つの技を真剣に取り組み、できない技を頑張って綺麗な技を完成させること。声を出したいときも我慢すること。
二つ目は、ニュースでも知っているように、今年からピラミッドやタワーをしないのは、組体操は事故が多いことから。小学校での事故件数の第3位であること。(ちなみに、1位は跳び箱、2位はバスケット)
そのために、安全に充分に気をつけること。体操服のシャツを入れたり、手首、足首にアクセサリーをつけない、長い髪は結ぶ、二人技では、二人で声掛けをする。
この二点を話していきました。
何事にも、注意は後でしてよけばよかったと思わずに、最初にするべきと思っています。
練習では、初めての練習とは思えないぐらい、集中して一つ一つの技に取り組んでいました。
5年生全体でのパワーを感じられ、これからの練習にも期待が持てました。
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