教師!修業中!

小学校教員として働いて、日々思うことや実践を綴っていきます。

帰りの健康観察

教職員は、常に子どもの健康状態に気を配る必要があります。


H21年4月に施行された学校保健安全法にも、健康観察という項目があります。


健康観察が法的に位置づけられて、文部科学省からも、教職員のための子どもの健康観察の方法と問題への対応という本が出されました


健康観察の代表するものが、朝の会でのものでしょう。

先生が、「〇〇さん」と呼びかけ、子どもが、「はい、元気です。」や「少し喉が痛いです。」などと答えるものです。


この朝の会の健康観察はとても重要なものであると思っています。

下を向いて子どもと目を合わせない先生や子どもたちに健康観察をさせる先生もいると聞きます。


健康観察は、全員との会話になります。健康観察で一回は、子どもと会話ができます。1日に全員と話をすることは学級担任でも難しいですが、健康観察を含めると一回は必ず達成できます。また、子どもの健康状態は目でみることで分かることもあります。(顔つき、髪型、服装など)

教師が行い、一人一人に声掛けすることが大切であると思っています。


それに加え、帰りの会での健康観察も大切であるとここ数年感じています。

特段に名前は呼びませんが、帰りの会最中に一人一人の子どもたちを意識してみるようにしています。


この健康観察で怪我をしている子を発見でき保護者に連絡できたり、ケンカでモヤモヤしている子のモヤモヤを解決できたりしました。


大きなトラブル防止のためにも、帰りの会での健康観察をこれからも続けていきます。