教師!修業中!

小学校教員として働いて、日々思うことや実践を綴っていきます。

漢字指導

現在の小学校では、漢字指導の際「漢字スキル」が多く使われています。


以前は、漢字ドリルが多く採用されていました。私が、小学生のときは、プリントの切れ端で漢字テストをしていたこともありました。(笑)


漢字スキルは、「あかねこ漢字スキル」が有名です。

指書き→なぞり書き→うつし書きと一連の漢字習得に沿って漢字が覚えられます。


このあかねこ漢字スキルは、デジタル版もあり、私は授業でこのデジタル版のエデュサポーターを使っています。


そら書き(筆順の確認)や部首の読み方の確認、漢字の成り立ちの理解もできます。

子どもたちや保護者の評判もよいです。


そして、このエデュサポーターは、家でも使うことができます。

あかねこ漢字スキルの背表紙に、パスワードの数字が付いていますので、あかねこ漢字スキルを使用している人であれば、家でも使うことができます。


ノートに漢字の書き取りをさせるだけでなく、タブレットやパソコンを使って、漢字を覚えるのもぜひやってみてはどうでしょうか。

iPadでの記録

授業の板書や学級会で決まったこと、係決めなど、後々必要な情報は、iPadのカメラで撮影しています。


デジカメでもいいのですが、iPadの良いところは、記録した写真が大きくて見やすいところです。


今年からiPadを使い始めましたが、1学期に誰が実行委員をしたかやどんな係があったかが、すぐに写真を見て思い出せます。


まだまだ使いこなせていませんが、自分の実践にすこしでも有益になるよう、ICT機器の活用法を学んでいきたいです。

集団演技(組体操)の指導

勤務している自治体では、今年から組体操のピラミッド、タワーが禁止で、組体操という呼称も使ってはいけません。(このことは、全国的な流れでもあります。組体操は、学習指導要領に記載されておらず、いざ事故が起きたときに、賠償の責任がぐっと増していくことが大きな要因です。)


運動会で今年の高学年は、ピラミッドやタワーをせず、一人技、二人技に加え、ウエーブ、そして、日体大で有名な集団行動をしていきます。


昨日は、5年生だけで、体育館で一人技と二人技の練習を行いました。


初めに、集団演技の注意を話しました。


一つ目は、集団演技は我が小学校で高学年が伝統的に行なっており、感動を与えてきたものであること。集団演技は、運動会の花形

一つであること。

そのために、一つ一つの技を真剣に取り組み、できない技を頑張って綺麗な技を完成させること。声を出したいときも我慢すること。


二つ目は、ニュースでも知っているように、今年からピラミッドやタワーをしないのは、組体操は事故が多いことから。小学校での事故件数の第3位であること。(ちなみに、1位は跳び箱、2位はバスケット)

そのために、安全に充分に気をつけること。体操服のシャツを入れたり、手首、足首にアクセサリーをつけない、長い髪は結ぶ、二人技では、二人で声掛けをする。


この二点を話していきました。

何事にも、注意は後でしてよけばよかったと思わずに、最初にするべきと思っています。


練習では、初めての練習とは思えないぐらい、集中して一つ一つの技に取り組んでいました。

5年生全体でのパワーを感じられ、これからの練習にも期待が持てました。